自慢!オレ様のシーマ!
オーディオ編
オレ様のシーマは1999年式(後期)4.1リッターのアクティブサスじゃないやつ。グレード的には中間って感じか。
マルチビジョン装着車で、ナビ、TV、エアコン、カーステのコントロールを全てマルチビジョンで集中コントロールするのがついていた。
でもな、これ社外オーディオ取り付けがかなり困難だ。
困難の一例
↓
アフターマーケットのオーディオがそのままではつかない。
マルチビジョンをとっちゃうと、ステレオとか、ナビはもちろん、エアコンの調整だってできなくなる。
それからパネルの形状も違うから、化粧パネルも用意しないと、物理的に社外の1DIN規格のステレオがつけらんないwww
おろ?配線も異なるみたいだ・・・・・(;゜Д゜)! マルチビジョンと普通のエアコンコントロールでは配線が全く異なるみたい。
物理的、電気的に無加工では取り付けできないのか・・・ _| ̄|○
あぁ・・・マント゛クセ・・・( ´,_ゝ`)
ブツブツ文句言ってもしかたないので、とりあえずスポーティグレードのマルチビジョンじゃないフェイスパネルを購入。
エアコンのコントローラーは新品で5万円以上するので、オクで入手した。
ちなみにこのエアコンコントロールは、Y33セド/グロ用のもの。 当たり前にシーマのスポーティグレードのやつを付けると、
後席用のエアコンと、空気清浄機のスイッチが無いんだよ。
これはY33シーマでマルチ撤去する場合には、注意が必要っす。
なお、このパネル、オークションでも高値がついてて、2万円近い(^^♪
で、新品は約2万円。 中古2万なら、新品2万だろ。フツー(^ム^)
という訳で、注文入れたんだが、Y33シーマもZ31よろしく、在庫が薄い。
結局3ヶ月待ちだったが、これが待ちきれなくて中古で2万なんだろね。
ちょっと待てば綺麗なのが来るのに(苦笑)^^;
パーツに関しては、製造終了して10年の「ただの古い車」なんで、当たり前だが、
今後、Z31と同じ道をたどるかと思うと、パーツに怯える車ばっかし、乗ってることになるな。まぁいっか。
さて、エアコンコントロールの配線どうしよ。また、ジョーカーのオヤジさん(※1)に頼もうかなぁ(#^.^#)
※1:ジョーカーのオヤジさんとは:30年近く前に「カーオーディオショップ ジョーーカー」というショップをオープン。
近年は転業したが、クルマの音作り職人で、オレ様とは20年以上の付き合いとなる。
でも同じことを考えているシーマ乗りは意外と多いみたいで、オクで変換キットがうってた(笑)
ハンドメイド品のようだが、割と出来が良い。
よし。 とりあえずマルチ撤去準備出来たから、これでようやくオーディオ取り付けられるね!
それでは今回用意したオーディオ機器。
多くはパジェロからの移植なんだけど、スピーカだけは、新品にした。
パジェロのスピーカーはどれもサイズが大きすぎて、シーマに取り付けるとなると、
かなり厄介なのだ!
というわけで、選んだのは大好きなDYNAUDIO。
実はこのスピーカーを購入する前に、オクで安いDYNAUDIOの出物を見つけていた。
旧モデルだが、新品の在庫品が40K円という破格値!
評価も悪くないし、即決してみた!で、ワクワクして到着してすぐに唖然とした。
フェイクじゃねーか(怒)
そう。偽物だった。 実はDYNAUDIO、カーオーディオ用では、割と偽物が出回っているようだ。
パッと見はよくわからない。初めて購入する人はまず騙されると思う。
まず、ネットワークのロゴマークの緑色の色が鮮やかすぎるのが不審な感じだったので、蓋を開けたら、
インチキパーツだらけだったのだ。
上の写真、これは本物なんだけど、黄色いコンデンサ「BENNIC」ですね。
偽物は「BELNIC」ってプリントされてました(笑)
なんだよベルニックって('∀`)
それから、コイルも雑な巻き方だし、こんなの継続ユーザーなら、一目でわかるし他のもひどいよ。
多分チャ●ナ製だと思うけど、ほんと馬鹿にしてるよな。
ちなみに出品者に問い合わせたら、中古買取品だったらしく、買取担当者もあまり詳しくない人で、
偽物と思って出品していた様子はなかった。当然返品も快く承諾してくれて、助かった。
高級時計のロレックスなんかも現地行くと3000円位で売ってるよ。 ユーザーが見れば思いっきりわかっちゃうようなフェイク品が(^ム^)
別にアノ国自体には、さしたる感情を持っていなかったのだが、
人の上前はねるようなやり方を堂々と行うってことに、プライドはないんだろうか?
何となくマイナスイメージに偏ってきたよ。
おっと、こういった話は荒れる元になるから、もうやめよう(#^.^#)
という訳で、その後、都内、某ショップで取り寄せしたしてもらった並行輸入モノを購入。
これでも十分安いやね。
そして肝心のドアへのインストール!ドアはジョーカーのオヤジに頼んだ(^ム^)
カーオーディオは普通、ドア自体にデッドニング施し、箱として利用し、バッフルボードでスピーカーをがっちり留める。
今まではずっとバッフルボードでドアをこしらえてきたけど、今回はエンクロージャー化してみた。
エンクロージャーってのは、つまりボックス。箱のこと。
家にあるスピーカーは大抵、木のボックスになっていると思う。
ちょっと容量は足らないけど一回やってみたかったのだ。
ドア下部の部分がボックス構造になってます。
さて、アンプ設置とワイヤリングだが。これはオレ様がやった(苦笑)^^;
しっかし、ごちゃごちゃしてるなぁ(#^.^#)
配線まとめるのがあまり得意じゃないんだすよ。
ほんとは、マルチシステム組もうと思ったが、どうしても手持ちの真空管AMP使いたかったから、
LCネットワークでアナログチックにやってみることにした。
とりあえず、自慢しとこうと思うが、メインアンプは最近よくあるハイブリッドタイプではない。
初段から、増幅までフル真空管である(慢)!
現在はHPだけ残ってるけど、営業してるのか、してないのかわからないが、某ショップのオリジナル設計のアンプだ。
EL34のシングルアンプで5W+5W。初段は6LN7。
これはデモ品なので、EL34シングルだが、通常の品は6L6プッシュプルらしい。
このアンプ、さほどパワー感はないんだが、真空管独特の歪で倍音が素敵に感じる。
トランジスタやFETなんかだとダメだけど、管を替えることで違った音色が楽しめるし、結構楽しい。
こういうのをタマ転がしって言うらしい(笑)
でも電源はしっかりしてないと、この手のAMPはだめだよね♪
おっと、話がそれてしまった。今回はマルチじゃなくて、パッシブネットワークで調整していきます。
とりあえず純正のネットワークで接続して見たところ、さほど悪くはない。
というか、状況によってはバチッっとハマるソースもあったりする。
ただ、アンプの非力さからくる、ちょっとしたところの「ツラさ」見たいのは感じる^^;
いずれにしても電源入れてから少なくとも30分以上はエージングさせないと、
本来の音は出てこない。この辺が石AMPと異なるところだ。
でもパッシブネットワークの弱点がここにある。←作れない人には弱点ね^^;
調整幅がアクティブネットワークに比べてぜんっぜん狭いのだ。
アクティブだと、カットスロープの深さ、周波数帯、位相、結構自由に遊べるけど、
純正LCネットワークだとせいぜい配線をひっくり返して位相を反転させたり、アッテネートするくらい・・・。
よって、パッシブネットワークは、使い回しの効かない、ワンオフ品作成となるわけだ。
でもな、オレ様、不器用だし、ハンダすればイモハンダ。計算は人頼み。
作ったとしても、満足感から使い物にならないネットワークで大満足しちゃうし(-_-;)
上手にネットワーク作れないオレ様は、とりあえず純正ネットワークを使う(^^ゞ
今回は、ツイーターの位置をウーファーに近づけたせいか、つながり的にはさほど悪くない。
そんな時、ネットでこちらを見つけた!!
NTW PRO ←オリジナルでネットワークを個人で作成しているようだ。
愛知のかたなので現車合せ出来ないので、最終的微調整レベルまできっちり出来るかが、ちょっと心配だが、かなり評判がよい。
ショップだと思っていたが、個人でやってるみたい。
とりあえずメール送ってコンタクト取る。
メールの文面から常識的な紳士であることがうかがえる。
ブログなどを拝見していて、そのご対応が、ハードなユーザーさんから、
ビギナーさんまで、全く対応に差がないのも非常に好感。
その後見積もりをとってみて、驚いた。安い。安いのだ!
ちなみに以前、友人に頼んだことがあるが、ほとんどそれと同じくらい安い(*´∀`*)
つまりは、「お友達価格」?
っていうか、明らかに商売っ気ではないことがわかる。
商業ベースには乗らない。この価格では(^ム^)
シンプルな6db/oct、12db/octスロープだと思うが、それにしても安い。
安いばかりではなく、独自性の高い回路構成、なによりプライドをもって仕事している様子が気に入り、
ついに、お願いすることとした。待つこと1箇月ちょい。ネットワークが届いた。
トランクにインストールするし、保護用にオプションでアクリル板を貼ってもらった。
サイズ的にはこのくらいがちょうど良い。無理にコンパクトにする必要はないし、音質的にもメリットはないと思うし。
アナログシステムはその物理的容積、重量というのは性能に比例するとおもう)^o^(
コンデンサにも丁寧に銅箔が巻かれている。誘導防止になるのだろうか? 丁寧なつくりだ。
それから、NTW PROさんが独自開発したらしい増幅回路。
届くまでどんな回路構成だろうと思っていたが、なるほど。こういうことですか。
多分これだろうな。と言っても、見てる人にはよく伝わんないと思う(笑)
下が厚くなるって触れ込みだったが、エンクロージャーの容量が小さいのか、
それほどの効果は感じられなかったが、その代わりと言ってはなんだが、中域の膨らみが豊かになった。
明らかに中域の膨らみがまして、臨場イメージ(奥行感など)の鮮度が良い。
さて、ちょっと話が前後するけど、実際にトランクルームに設置してみた。
相変わらずの配線ごちゃごちゃ状態は、近日中にはなんとかせねばなるまいな(苦笑)^^;
しっかしまぁ、いかにもアナログ!って感じのシステムであるなぁ。
でもこれを夜見ると、綺麗だよ〜(笑)
配線のぐちゃぐちゃは暗いとよく見えないし(爆)
↓ホレッ!どうだ!!↓ なかなかのもんでしょ?
オレ様など、コレだけでもうウットリなんだすよ♪
どうせトランクルームなので、音楽を聴くときは見えないんだけど、車の暖気運転中にしばし眺めて相変わらず、
「やっぱりオレ様のステレオ、渋すぎる」
などと寝言をほざきながら悦に入る・・・。
趣味なんだし、この程度の所有満足感は必要であろう♪
さて、それではLCネットワーク入れ替え後の音質のインプレッション。
まず第一印象としては、鮮度感が抜群によい。
細かいことをつつこうとすると、自分の耳のクセ見たいなものを含み、びみょ〜な注文はあるのだが、
全体の印象としてはまとまりがよい。
いままで気になっていたボーカルが左右に貼りついていたのが解消された。
カーオーディオは、車両、スピーカー、インストール状況が複雑に絡む、特殊な状況ものだ。
だからこそアクティブデバイダーによる、マルチアンプが主流になるんだと思う。
それぞれ車両ごとに違う環境をコントロールするネットワークだから、やはり一点モノは絶対に必要。
これが自分で作成でできると、すっごく音つくりに幅が出るんだろうね!
自分で作れたら楽しいだろうなぁ(笑)
で、副産物的に非常に効果が高かったのが、映画音声。
俳優のセリフもナチュラルで聞き取りやすいし、雨のシーンなど、目をつぶってると錯覚しちゃう(笑)
結果的には非常に満足だすよ。NTW PROさんGJ!!
そのうち、Zもマルチアンプやめて2chでオリジナルネットワークつくってもらおうっと♪
サブウーファーの箱がトランクスペースのほとんどを占拠しており、仕事で使う車としては、ゴルフバックどころか、何も置けない(苦笑)^^;
でも、いざというときには、配線を外せばすぐに下ろせる仕様なので、あまり不自由はない。
マッキンブルーのメーターもやはり心をくすぐるファクターなのだ!
でも50Hz位から下の雰囲気づくりで載せてるから、フロントスピーカーだけでも結構満足のいく感じには鳴ってるダス。
初公開! 以前乗ってたサニーのドアマウントスピーカー!
過去にはInfinityの6×9のEMIT付きの同軸SPを、なんとドアマウントしちゃうという
荒業とも言えることも経験している。いまどきはこんなことをするショップはまずあるまい。
このスピーカー、っていうか、EMITが気に入ってた。
最近ではセパレートばっかりが幅を聞かせているが、同軸スピーカーはカーオーディオ用としては、すごく適していると思う。
でも現時点では、イイ同軸SPが見当たらない。
ちなみにこの車は妻の当時の愛車のサニー。
大衆車サニーにはややミスマッチなナカミチの金庫様や、1000DAC(限定品)、LAXMANでこのSPを鳴らしていたのだ。
また、ケーブル類も、デジタルはジョーカー特製、信号線はカルダス、SP線はモニターPCの銀線で、当時はそれなりにこだわっている。
妻はオーディオに興味なかったが、結構ご満悦の様子だった。
なお、現在の妻の愛車ラフェスタを購入する際、サニーを下取りしてもらったが、
オーディオ機器のほうが、てんで高額なのはチト悲しかった(笑)
2011.12.3